農業に“関心”を
お持ちですか?
昨今、あなたのように農業に関心を持つ人たちが増えてきています。
さらにコロナ禍の影響を受けて自分の生き方、ライフスタイルを見つめなおしたい方が増え 多くの方の相談を受けることが多くなりました。
「でも農業っていってもどう関わったらいいか分からない」
という声をよく聞きます。
- 農業に興味はあるけど
農家になりたいのか分からない - 農家になりたいわけではないけど、
農業に関わりたい。できるなら仕事につなげたい - 農業で本当に稼げるの?
儲かるとしたらどんな農業を目指すべき? - 面白そうだけど、
具体的に何がやりたいのか分からない
独自で農業を調べてみてる人もいれば農業の研修を学ぼうとしている人もいると思います。
研修を選ぶにしても、そこでも迷いがでてきます。
研修名 | 場所(関東のみ) | 内容 | 期間 | 頻度 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
A学校 | 東京以外の県 | 実地研修と農業の座学 | 2年間 | 月〜金 (年間200日) |
118,800円 (就農給付金準備型) |
Bアカデミー | 東京 八王子 | 実地研修と農業の座学 | 2年間 | 月〜金 (年間200日) |
118,800円 (就農給付金準備型) |
C大学校 | 神奈川・埼玉・千葉 | 実地研修と農業の座学 | 17ヶ月 | 週末1回 | 総合コース 723,800円
通信のみ 376,200円 |
※畑会調べ:研修内容は簡易化したものであり、また変更などもありえますので改めてご自身で調べて判断をしてください
- 地方の研修に行きたいけどコロナもあるし、
仕事もあるから近いところでないかなぁ - 2年間も待てないし、料金が高いなぁ。
もし違っていたら、軌道修正するのが難しいし・・ - いろんな農家さんを見て
自分に合う農業を決めたい - そもそも農家になりたいか分からないのに仕事を
辞めてまで挑戦するのはリスクが高いなぁ
なかなか条件が合う研修がないのが現状かもしれません。
そんな中、新しい形の研修を始めることにしました。
それが
「東京キャリアファーム」
です。
これは、農業に関わりたい人たちの「こんなはずじゃなかった!」を無くす研修プログラムです。


講師紹介


7年前から東京の農家さんや消費者と関わりはじめました。3年前に畑会を立ち上げ、東京での農業を活性化するための活動や、都市農業の様々なニーズを繋げ、いろんな事業を行っています。
「畑会(ハタカイ)」では農業体験のイベント、体験農園の運営管理、農業のセミナーや勉強会、生産、加工や販売、町おこし事業、援農活動(農家さんのお手伝い)などを行っており、主に農のサービス業を行っています。また、農家さんと住民の方をつなげ、農をベースとしたコミュニティ活動を行っている団体です。今回は、以前の仕事でやっていたキャリアサポートや人事や経理の経験を活かして、このような独自の研修プログラムを作らせていただきました。
現場の研修では、八王子の中西ファームさんで行い、マイナビ農業さんのバックアップのもと今回の研修を行うことになりました。この研修の特徴について順にご説明いたします。
特徴1
農業のキャリア探しに
特化した研修。
自分にとっての
農を見つける

東京キャリアファームは、農業の業界に関わりたい人のキャリア(道)をみつける研修です。 農業といっても農家だけではなく、いろんな形の関わり方が存在するのはご存知でしょうか?
生産に限らず、加工、販売、流通、サービス、飲食、サポート業、社会活動など幅広く存在していますし、新しい形のライフスタイルも生まれています。そんな複雑多岐にわたる農業の業界の中で、どの道を進んだほうがいいかを学ぶ研修になります。

農業業界といっても多種多様。自分にとって適切な位置を知る
必要があります。東京キャリアファームはそこをサポートします。
今回、このような研修を提案したのは社会的な背景があります。日本の農業は衰退していると巷でよく言われていますが、正確な理解ではありません。下の2つの数字の推移をご覧ください。
農家は30年前に比べると年々減少し続け半分以下まで減っていますが、総産出額は規模としては概ね横ばいで、かつ海外への輸出が増加するなど、ここ最近は増加傾向でもあります。つまり農業界そのものは衰退していない、と見ることができます。

これは一体どういうことなのでしょう?

何がおこっているかというと、農家は減っても農地の集約化、組織としての農業経営の増加、スマート農業の普及などがあげられ、一人当たりの農業の生産性が大幅に向上しているのです。
生産性が上がることはいいことなのですがすべての農家が当てはまっているわけではありません。該当しているのは変化を起こした農家(法人)だけであり、以前と変わらない農業をしている農家は、さらに収益が下がっていきます。

変化を起こした農家とはどういった農家なのでしょうか。

つまり儲けられる農家と儲けられない農家の格差が広がっています。とはいえ、大きい農家や組織だけが生き残るわけではありません。変化に適応し、時代と顧客のニーズをつかんだ農家であれば、小規模でもかなり稼いでいる事例も多くあります。
これから、あなたがもし農業に関わっていくことを考えたときに、単純に農業生産に専念すればいいと思っていると、難しくなると認識したほうがいいかと思います。さらに言えば、コロナ禍において失業者が増えており、農業の業界にも多くの人材が流入し、競争の渦に巻き込まれてしまう可能性があります。
そうならないために、私たちは新たな研修プログラムを立ち上げました。就農であれ、別の形で農業に関わるのであれ、時代のニーズをつかみながら経営思考を持つ人材になることが求められます。
そのために具体的にどういったことをすればよいかを話していきたいと思います。

今後農業界で働くには、何を身につければ良いのでしょうか。

農業界で求められている人材が変われば当然、研修の内容も変化していくと思っています。
・自分で考え、解決できるようになること
・マーケティング思考で売れるものを作ること
・自分にとって適した農業の関わり方
などを身に付けるべきだと思います。いわば、研修のコンテンツそのものよりも、考え方、生き方に焦点をあてるということですね。現代においては、知識の価値が大きく下がってきています。その最大の理由はインターネットを通じて無料である程度の情報が得られるからです。これがYoutubeの出現で、さらに加速しました。下の画像のように、プロのやり方をひたすら学べるわけです。
かたや一般的な農業研修では、2年間かけて丁寧に農業の基礎から学んでいきます。これも大事なことですが、ネットの情報量やスピードがかなり違いますし、何度も振り返って学ぶにはあまり適していません。また、ベテランの農家さんでさえ最近の異常気象に悪戦苦闘されているように、問題も答えも常に変化していきます。学んだことが現場で活かせないことも多いのです。
それであれば、研修では知識を学ぶことよりも、自ら情報収集を行い、考える力を強化することが大事になっていきます。もちろん、農業の基礎的な知識は知った上で、ですが。いろんな農業の現場に行き自ら調べ考えることや、既存の研修のみ学ぶだけではなく別の形で独自に学ぶことが必要になります。
また、後述しますが、生産だけが農業ではなく、変化の激しい社会ではいろんな形の農業が生まれています。農家になるだけでなく、別の仕事をしながらできる農業の形もたくさんあります。そういった農のライフスタイルのあり方も、自ら自己分析し決めていく必要があるといえます。
どの研修でも学ぶことはあると思いますが、最終的に自ら考え答えを出さなければ、農業で稼ぐことも農のライフスタイルを築くことも難しいと私は思っています。

東京キャリアファームでは、どのようなことを教えていただけるのでしょうか。

ここでは、自ら考えてもらうことを中心に実践現場や座学を行います。
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面談や自己分析ワーク、課題などを通して自分と見つめあう機会を設け、自らのキャリアや農業の関わり方を一緒に考えていきます。100人の成功者の話を聞くよりも自分自身の声を聴くことが、なによりも夢に近づく方法です。
詳細は、「特徴⑤ 3回以上の個別面談や自己分析のワークの導入」にて
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農業技術の指導よりも農家の仕事を直接、体験してもらうことがメインになります。農業技術の指導自体は3割程度で、それ以外は単純な作業も含めて農家と一緒に現場を体験してもらいます。そうすることで、農業と自身の適正があっているかを実践的に検証していきます。
詳細は、「特徴③ 農家の仕事を一緒に行うことで、実感できる(農園紹介)」にて
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農業界の基礎の幅広い知識をお話します。細かな知識よりも考え方や原則の話がメインになります。生産技術だけでなく農業の業界全体について幅広く解説し、業界を知ることで多様なキャリアを提案します。共通で学ぶ内容と選択制の2種類の内容があります。
詳細は、「特徴④ 生産知識だけに留まらず、幅広い知識を選択して学べる」にて
特徴2
最大の消費地の東京で
マーケティング思考を
学び売る力をつける

農業を仕事にする上で外せないのは、「ビジネスとして成り立つかどうか」です。ライフスタイルや趣味で農に関わる場合は大丈夫ですが、もし仕事として農業を行うのであれば、地方に就農する場合でも、東京にいる間に農業ビジネスを学ぶことをおススメします。東京で農業ビジネスを学んで、それからキャリアを決めませんか?

なぜ狭い農地しかない東京で農業を学んだほうがいいんですか

東京で農業というと、あまりイメージが湧かないかもしれません。実は、少し郊外に行くと畑が点在しており、思った以上に東京の農業は盛んで、地方に負けないぐらい良質な農作物が生産されています。とはいえ、地方に比べればはるかに狭い農地なのも確かなです。
では、なぜ私が東京で農業を学ぶことをおススメしているかというと、それは「日本最大の消費地であり、地方の農作物が集約されている」ことにあります。東京では消費者が何を求めているのかを知ることができますし、売れる農作物や加工品の成功例に触れることもできます。それはつまり、
マーケティングを学ぶこと
につながります。地方で就農してしまうと学ぶ機会が減ってしまうので、地方への就農希望者の人にとっても、東京で農業を学ぶことは大きな意義があります。実際、畑会では月2、3回のペースで都心で販売を続けており、どういったものが売れるのかを検証し続けています。
畑会で出店したマルシェ
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新宿
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南青山
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人形町
また、東京の農業は少量多品種栽培が多いことも特徴で、いろんな農作物を育てる経験を一度に学ぶことができます。
なぜ、東京は少量多品種栽培の農家が多い?
東京の農家の畑は住宅のそばにあることが多く、販路が直売所(無人販売所含む)になり、顧客が卸市場などではなく、個人のお客様であることが前提にあるからです。個人のお客様の場合、同じ単品目の農作物だとあまり買ってもらえないため、まとめていろんな種類を販売することになり、結果として少量多品種栽培をする傾向にあります。
また、東京は人口が多いがゆえに、ニーズに合わせたさまざまな農業関連のサービスがたくさん存在します。ちなみに畑会でも、農業のいろんな形のサービスを幅広く行っています。必要に応じて、こういった経験も積むことが可能です。サービスだけでなく、ネットを使った仕組み、流通や市場など、東京だからこそ現場見学や体験することが可能です。
参考:畑会が関わった取り組み
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収穫体験
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畑でBBQ
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ランナー向け収穫体験
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畑で婚活
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畑で音楽イベント
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羊の毛刈り
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農業セミナー
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ワークショップ
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シンポジウム
特徴3
農家の仕事を
一緒に行うことで、
実感できる(農園紹介)

ここでは、実際の研修の農園になる「中西ファーム」をご紹介します。「中西ファーム」は、八王子市小比企町にある江戸時代から続く農家。2ha以上の畑を持ち、毎年100種類以上の野菜を作っていて東京でも5本の指に入るほどの農家です。
それでいながら、栽培方法も極力農薬を使わないやり方で丁寧に育てています(東京エコファーマー認定)。また、作る品種も伝統野菜の保持をしつつも、新しい品種への挑戦も欠かしません。イベントや研修など、人の受け入れを行いながら、農業機械やIT技術、AI技術を使っての新しい農業生産も探っています。
メンバーは現役バリバリの中西ファームのオーナーさんをはじめ、農業には珍しく若いメンバーが揃っています。メンバーみな明るく楽しく農業をやっています。詳しくは、ぜひ中西ファームのインスタグラムをご覧ください!楽しさが伝わってきます!
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中西ファームオーナー
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若手メンバー20~30代。女性スタッフも活躍中。
東京都八王子市小比企町に中西ファームの畑はあります。東京と思えないような風景が広がっていますが、駅からは近く、京王線の山田駅から徒歩10分ほどの立地に畑があるのです。
中西ファームでは生産設備も整っており、家庭菜園ではない、経営としての農業を行っている農園でもあります。また、スマート農業システムも試験的に導入しています。
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調整場
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ビニールハウス
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農業機械
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堆肥置き場
中西ファームでは、販路をJAなどの直売所ではなく、イトーヨーカドーのような小売店や飲食店、個人などに自ら開拓し、販売してきました。
生産量、種類ともに多く、中西ファームだけで地場野菜コーナーを作るほどの実力があります。また野菜だけではなく、ひらたけなどのキノコ類やいちじくやシャインマスカットのような果物にも挑戦しており、さらに種類や生産量が増えていく予定です。



中西ファームの野菜だけでスーパーの直売会を行うことも
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ひらたけ栽培
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いちじく
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シャインマスカット
今回、研修を開催するにあたり、モニターとして農業に関わりたい2名の方に研修を受けてもらいました。その様子を一部、ご紹介します。
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トラクター
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収穫
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苗植え
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調整、出荷作業
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マルチ張り
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マルシェ販売
本来、1か月間の研修の予定でしたが、満足度が高く、継続を希望されましたので2か月間の研修になりました。
研修では、農家が日々行っている仕事をできる限り一緒に行うことにより、農家としてのキャリアが適正がどうかを検証していきます。なにが得意か苦手か、好きか嫌いかを頭で理解するのではなく、現場で経験することで実感してもらうようにしています。
東京には、さまざまな特徴をもった農業が数多く存在します。中西ファームの2か月の研修後、別の農家を知りたい場合にご紹介が可能ですので、農業のいろんな選択肢を探してみてください。
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ハウス栽培(環境制御型含む)
東京では、ハウス栽培も盛んです。トマトを始めとして、きゅうり、小松菜、アスパラ、ハーブなどが作られています。
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有機栽培(有機JAS)、自然栽培など
都市農業では住宅が近いこともあり、農薬を使わない農家が多くあります。その中で有機JASに特化したり、肥料も使わない自然栽培の農家もいます。
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牧場(乳牛)
東京にも乳業の牧場がいくつか存在しています。乳しぼりやえさの給仕、掃除など基本的な牧場の作業を体験できます。
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料理教室、健康食、発酵食
東京でも育てた農作物を加工するニーズは高く、味噌のような発酵食から、オイル漬け、乾燥、ジュース、冷凍、菓子づくりなどを行う農家もいます。
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果樹や花き
東京ではブルーベリー、栗、パッションフルーツ、いちじく、キウイなどの果物を作る農家がいます。花や植木などの農家もいます。
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山菜、野草、きのこ
東京は実は山間部も多く、自然豊かな環境があり、そこで山菜、野草、原木しいたけなどを作っている農家もいます。
今までは、生産現場である農家の研修について話してきましたが、それ以外にも農業に関わる形が存在します。よく言われているのは、加工業やサービス業にも範囲を広げた、いわゆる「六次産業化」といわれるものです。東京においては、場合によっては六次産業化の方にニーズがあったり、収益性が高くなることもあります。
また農業界ではあまり語られませんが、サポート業として農業に関わる人たちも求められています。農家は、まだアナログの方が多く、今まで会社で学んできたスキルが想像以上に役に立つ場合があります。私自身も以前の職で身に付けた会計やPCのスキルが農家にとって大いに役にたちました。そういった形からでも、農業に関わり仕事にすることも可能なのです。
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加工品、販売コース
加工品の現地実習、商品開発、調理、販売などの経験が学べます。下の商品は、畑会とブランディング会社のプロジェクトで作られた「東京いちじく」という商品です。
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サービス業コース
農業体験イベント、体験農園、キャンプ、農泊、ワークショップなどのサービスが学べます。コロナ禍により、密にならず開放的な空間で活動のニーズが高まり注目を集めています。
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サポート業コース
農業の会計や法律、システム、デザイン、情報発信、補助金制度、マーケティングなど。目立たないからこそ、人材が少なく重宝されます。ポジショニングがとれるようになると依頼が急増するようになります。
特徴4
生産知識だけに留まらず、
幅広い知識を
選択して学べる


オンライン講義などはあるのでしょうか。

研修では、現場の研修以外でも週1回1~2時間程度のオンライン講義を行います。リアルタイムで参加できない場合はあとで見れるようアーカイブとして残します。単純に知識としてではなく、現場の話や、キャリアをどう構築していくかといった実践的な内容も話します。
前述したとおり、自ら調べて学ぶことが前提ではありますが、基礎的なことについては幅広く抑えてもらうために、カリキュラムを作りました。選択の部分については、研修の後半から学べるようになります。カリキュラムにないものがあれば、リクエストしてもらえればお話が可能です。
- 前提知識(共通)
- 農業キャリア概論
- 農業業界の情報収集法と思考法
- 農業ビジネス概論
- 日本の農業の現状と未来
- 都市と地方の農業の比較
- 農業の歴史など
- 生産(共通)
- 土壌分析、土づくり
- 病害虫の対策
- 各種農法の紹介、原理
- 農作業の分類と役割
- 農機資材の分類と特徴
- 農業機械の種類
- 野菜の分類と特徴
- 生産計画など
- 加工(選択)
- 加工業界
- 加工機械
- 味や食のトレンド
- 健康食
- 発酵食
- 品質管理など
- 販売・流通(選択)
- 販売業界
- 流通業界
- 販売方法の種類
- 直売、マルシェ
- ネット販売、宅配
- マーケティングなど
- サービス業(選択)
- 農業体験
- 農業体験農園
- 農と飲食
- キャンプ、グランピング、農泊
- 食育など
- サポート業(選択)
- 農地法関連
- 農業関連法規
- 農業の会計
- 補助金制度
- 就農方法
- 農業法人設立など
- 社会的課題(選択)
- コミュニティ農業
- SDGs
- フードロス
- こども食堂
- 遺伝子組換え、遺伝子編集
- 農福連携など
- ライフスタイル(選択)
- 半農半X
- スローライフ、自給自足
- コミュニティ農業
- 旬、暦
- ビーガン、ベジタリアン
- 農業と思想など
- その他(選択)
- コロナ後の農業ビジネス
- 農協についてなど
特徴5
3回以上の個別面談や
自己分析の
ワークを行い
思考力をつける

今までの説明の中で、東京でのいろんな農業の形、知識の概要が見えたかと思います。ただし、気を付けなければならないことがあります。それは、その学んだ知識や経験が
自分の本当にやりたいことにつながっているか
という点です。情報が多く、いろんな選択肢があることはよいのですが、自身の願望、能力、価値観とずれていれば、ただ迷いを助長させてしまうだけになります。そのため東京キャリアファームでは、自身の内面に目を向け、本当にやりたいことを見つけるお手伝いを行います。こういったサポートは、他の研修にはないサービスです。自分自身に向かい合うのは、なかなか難しいことではありますが、誰かがサポートすることによって、前に進みやすくなります。

具体的にはどのようなことをするのでしょうか。

具体的なアプローチとしては、ひとり一人に対しての個別面談や自己分析のワークをしてもらおうと思っています。あまりイメージがつかないかもしれませんので、過去に、キャリア教育に関わった経験も踏まえ、自己分析のフレームワークの事例をご紹介します。
例えば、こちらのフレームワークは中田敦彦Youtube大学でも話題になった『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という八木仁平さんの書籍で使われたフレームワークです。
この場合、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つの要素に分けてそれぞれ導き出し、それらを3つに重ね合わせた中に、「本当にやりたいこと」が見えてくるというワークです。これを農業というキャリアの中であてはめてみます。
「好きなこと」の要素には「農」が当てはまると思います。しかし、「農」の何が好きかをしっかりと分析している人は少ないと思います。農作物を作るのが好きなのか、自然の中がいるのが好きなのか、おいしくて健康的な食が好きなのか、会社に縛られないスローライフが好きなのか、など。人それぞれ違いますし、何が好きかによって、進むべきキャリアも大きく変わってきます。
「得意なこと」の要素では過去を振り返りながら、人よりも先天的に得意なことを探します。地道にコツコツと積み上げることが得意な人もいれば、人とのコミュニケーションが得意な人、研究者タイプの人、システム化できる人など、多様です。その得意なものの中で、農業業界のどういった仕事が合うかを検証していきます。
「大事なこと」の要素では、人生において大事にしている価値観を洗い出します。そこから優先順位を導き出し、農業のキャリアにおいて譲れないものを探します。
以上のようなイメージで、自分だけの農業のキャリアの基準を導き出すワークを行います。
特徴6
修了後、紹介や勉強会
などの
アフターフォローで
継続して関われる


東京キャリアファームでは、研修後の対応などはあるのでしょうか。

研修が終わったあともほとんど無償で、相談や紹介の対応をさせていただきます。
研修後は、農業を盛り上げる同じ仲間として関わっていただけると幸いです。
- ・ 各農業関係者への紹介
- ・ 雇用就農先のご紹介(マイナビ農業)
- ・ 個別面談(必要に応じて)
- ・ 勉強会グループの参加(農家さん含む)
- ・ 非公開のコンテンツ配信(ほぼ無料)

特に心強いのは、現在業務提携をさせていただいてる大手人材サービス会社である「(株)マイナビ」さんのサポートです。マイナビ農業という事業部があり、就農など検討している人たち向けにいろんな農家や農業法人を紹介していただけます。もちろん、紹介料などは無料ですし、しつこい営業などもありません。特に地方で就農を検討している方は、ぜひマイナビ農業さんへご相談ください。
特徴7
短期間、土日、近く、
気軽に農業を学ぶこと
ができる環境設定

一般的な農業研修は、国や行政がやるような農業大学校のような形式が多く、その場合は平日の5日間を使い、2年間の研修を行います。つまり、仕事を辞める必要があり、大きな決断を迫られます。
東京キャリアファームでは、働きながら農業の研修・体験が可能です。土日の1日の出席でも大丈夫な研修の設計をしていますし、場合によっては平日に参加することもできます。研修時間は1日基本8時間程度ですが、早退や遅刻も可能です。
最近は土日だけ通える農業研修も増えてきましたが、東京キャリアファームでは、研修期間も短くして短期集中型にし、農業を学べるハードルを大幅に下げました。また、研修先が東京内にあることも大きな特徴です。メインの農場は八王子で、新宿から電車で1時間弱。駅からも徒歩10分。コロナで東京都外でいけない方にも、気軽に通える場所になります。
「短期間」「土日」「近い」というキーワードで、研修をより気軽なものにしました。

そんな気軽な研修で大丈夫ですか?

この研修の目的は「自身の農業キャリアを見つけること」に特化しているため、3か月あれば、ある程度の方向性を見い出せます。
そこで農家になりたいと決断できれば、正式な農業研修の場所で、じっくりと学ぶことをおススメしますし、農家ではない、また別の形で農業を模索する場合は、各関係者の紹介や勉強会や交流会などでさらに深めていただければと思っています。
進むべき道さえ定まれば、あと進むことに集中することができますし、最低限の知識と方向性が分かれば、自ら調べて進むことも可能になります。


特徴8
他の研修に比べ、
比較的安く、
気軽に受けられる

気になる価格についてお話させていただきます。料金は以下のとおりです。
モニター価格165,000円(税込)
毎週土日のいずれか選択可能。場合によっては平日の対応も可能です。
77,000円(税込)
【サービス内容】
・週1日の現場実習 ・座学20講義以上 ・個別面談3回 ・案件紹介 など
※1 前期の実習は、平日でも一部、日程調整が可能です
※2 講義はオンラインは平日の夜が中心です。後で動画視聴可
2020年4月から開始!1期生10名限定募集!
併せて、他の研修の内容や価格も、比較検討のため表にしました。それぞれに特徴や長短があります。東京キャリアファームでは、期間が短くなった分、価格も相対的に安くなります。
研修名 | 場所(関東のみ) | 内容 | 期間 | 頻度 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|
A学校 | 東京以外の県 | 実地研修と農業の座学 | 2年間 | 月〜金 (年間200日) |
118,800円 (就農給付金準備型) |
Bアカデミー | 東京 八王子 | 実地研修と農業の座学 | 2年間 | 月〜金 (年間200日) |
118,800円 (就農給付金準備型) |
C大学校 | 神奈川・埼玉・千葉 | 実地研修と農業の座学 | 17ヶ月 | 週末1回 | 総合コース 723,800円
通信のみ 376,200円 |
東京キャリア ファーム |
東京 八王子 | 実地研修と農業界の座学 | 3ヶ月 | 週末1回 | 総合コース 165,000円
通信のみ 77,000円 |
※畑会調べ:研修内容は簡易化したものであり、また変更などもありえますので改めてご自身で調べて判断をしてください

東京キャリアファームはどのような人向けですか?

比べてみればよくわかると思いますが、東京キャリアファームはこれから農業に関わりたいけれど、明確に決まっていない、初心者向けの研修になります。逆に、ある程度方向性や就農場所、戦略など明確な場合は、別の研修を受けることをおススメします。ぜひ、じっくりと比較したり考えて決めていただければ幸いです。

研修生の人数制限はありますか?

今回、第1回目であるという点と、個別対応の質を落としたくないこともあり、現場での研修生を10名限定にいたします。
他の研修に比べかなり少人数になっていますので、応募を検討したい方は、早めの個別相談をおススメします。
さらに情報が欲しい方は、個別面談を行いますので下記のフォームよりお問い合わせください。
ご応募、お待ちしております
最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。